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姫川薬石 全体像
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商品説明

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【姫川薬石物語】

50年前、親類の用事で宿泊したこの村には

農家の散在する裏山の杉林の中に小さな祠がありました。

小さな祠

屋根は杉皮覆ふきで、ビッシリと青黒い苔が生えていました。

案内してくれたおじさんが指差した祠の中には

薄茶色で杉板模様の石が4つ置いてありました。

この村は今でこそアスファルトの道路で車も自宅まで入れる位便利になりましたが



--50年ほど前は冬になると町に出るには積雪の為

春になるまではほとんど家からでる事はなかったと言います。

急に病人が出たりすれば村民男子全員で

ソリ(人や馬などに引かせ、雪の上を滑らせて人や物を運ぶ乗り物)を仕立て

朝早く出発して夕方までに町の医者に運ばねばならず

帰りは夜中にもなり

吹雪にもなれば途中の狭い橋や崖道から谷底に転落することもあり

それは大変危険な行為であったそうです。

ソリ引き



そんな吹雪の夜には病人の家族がこの祠の石を自宅に持ち帰り

鍋で暖めて古布に包み

病人の患部に当て一夜を過ごしました。

やまい



---すると翌日には嘘の様に回復することが多かったそうです。

祠の中にある石は

薬師石と言われていた様に記憶されています。

回復した家の主人と病人は春になると

この薬師石と共にお供えものを持って

薬師石の返却と回復のお礼をするのだそうです。



---迷信のようなお話かもしれませんが

それでも年配者は

体の不調があると思い出したかの様に

時々この薬師石こと【姫川薬石】を借りに訪れているそうです。


老婆